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レバレッジ20倍で運用率UP

 外為どっとコム「外貨ネクスト(ネクスト総合口座)」の最高レバレッジは20倍です。
 (40倍もありますが、2011年から25倍が上限になるので、今から始める場合は20倍にして置いた方が無難です)

 外為どっとコムでは、取引保証金のレバレッジを選択できるようになっています。そのときレバレッジ1倍とレバレッジ20倍とで、スワップ運用率を比較すると、後者の方が高くなります。
 豪ドル円を例にして説明しましょう。
 1万通貨当たりスワップ62円/日(2009年10月上旬参考)。
 1万通貨の買いポジションです。ロスカット維持率は30%で計算しました。

 1豪ドル=77円  取引保証金  投資金元本  何年下がりで
ロスカットか
 年間運用率
 レバレッジ1倍  77万円 77万円   53.9円 2.9% 
 レバレッジ20倍  4万円  55.1万円  53.9円 4.1% 

 この表のように、1.2%も運用率が上昇します。

◆レバレッジと運用率と為替変動リスク

 さて問題です。
 先の表の場合、実際の運用レバレッジは何倍になるでしょうか。

 1豪ドル=77円  取引保証金  投資金元本  何年下がりで
ロスカットか
 実際の運用レバレッジ
 レバレッジ1倍  77万円 77万円   53.9円  レバレッジ1倍
 レバレッジ20倍  4万円  55.1万円  53.9円  レバレッジ1.39倍

 実は、運用レバレッジは、少し上がっているのです。

 では、その分、為替変動リスクが大きくなるのかというとそうでもありません。

 評価損を気にしないで運用するならば、為替変動リスクは同じといえます。
 評価損を気にするならば、為替変動リスクは少し大きくなります。

 何故このような違いがでるのかというと、評価損を気にしない人は、ロスカットされなければいいと考えているので、ロスカットレベル(何円下がりでロスカットになるか)が問題になります。つまりロスカットレベルを同じにしてあるので、為替変動リスクはどちらも同じということになります。

 一方、評価損を気にする人は、ロスカットになる前に損切りするかもしれません。
 運用レバレッジが1倍の場合、相場が1円下がれば、1万円の損失になります。
 運用レバレッジが1.39倍であれば、相場が1円下がれば、1.39万円の損失になります。
 同じ値幅の動きに対して、損失額が増えることになります。
 損切りを考えるならば、運用レバレッジが高くなった分だけリスクが高くなったとも言えます。

◆スワップ運用

 スワップ運用をするときには、評価損を気にしなければ、同じリスクでも運用率を上げることができます。

 評価損を気にせず、長期(10年以上が目安)投資をすることです。
 そうすれば安全に運用率を上げることができます。

 長期投資の目安が何故10年かといえば、年率10%で運用した場合、10年で元本割れがなくなるからです。

外貨預金的スワップ運用
1.スワップ運用ってどう?
2.評価損とロスカット
3.レバレッジの意味を知ろう
4.レバレッジ20倍で運用率UP
次頁⇒ 5.運用率とロスカットレート計算
6.ロスカットレートを管理する
7.過去データからロスカットレートを考える
8.レバレッジとロスカットレート
9.スワップ運用(例)豪ドル/円
  10.外貨預金とスワップ運用の違い
  11.リスク(1)通貨間金利差逆転
  12.リスク(2)日本の金利上昇
  13.リスク(3)日本の金利が上がらない要因
  14.リスク(4)為替変動への対応
  15.「スワップ運用は危険だ」という指摘


次のページ⇒ 複利運用

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