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評価損があるということは、下降トレンドある可能性が高いです。
下降トレンド時のポジションの持ち方について考えてみたいと思います。
◆ナンピンと下降トレンド時の新規ポジション
下降トレンドでのポジション積み増しのことを「ナンピン」といいます。
「ナンピン」は危険な投資行動の代表格です。
ナンピンについて簡単に説明しておきましょう。
1ドル=100円で、買い2枚。その後、1ドル=95円で買い2枚。さらにその後1ドル=90円で買い2枚。合計6枚のポジションをとったとします。評価損がどんどん膨らんでいく状況にありながら、ポジションを増やしています。
何故、こんなことをするのかというと、ポジションの平均レートが下がっていくため、ロスカットされにくくなっていくからです。逆張り的な発想で、相場が転換すれば利益を得ることができます。
しかし、このままトレンドが下降していけば、やがてはロスカットになります。そのため一般的なトレードでは、1ドル=95円でポジションを建てることはありません。むしろ以前のポジションを損切りすることでしょう。
評価損を貯めこむことは、ロスカットへのリスクが大きくなるし、相場が転換することを待っている間何もできないわけですから投資機会の損失につながるわけです。
では、スワップ運用における「下降トレンドでの新規ポジション」はナンピンと違うのか?という問題があります。
やっていることは、ナンピンです。
しかし、根本的に違うことがあるのです。
スワップ運用は「絶対にロスカットされない」ことが前提の投資スタイルだ、ということです。
投資ですから絶対はないのですが、スワップ運用においてはロスカットされたら、負けということです。ロスカットされなければ勝ちです。
いかにロスカットされないように計画を練るかがポイントなのです。
ですから、ナンピンはロスカットされないように計画されていないため非常に危険であるといえます。
一方、スワップ運用では、相場の下落も計算されており、評価損が増えていくことも「手の平の上」のできごとでしかありません。
◆複利運用では
評価損がでる複利運用では、スワップ益が貯まったところで、その分でポジションを増やす、または、資金を追加してポジションを増やすことになります。
複利運用で気をつけたいことは計画的な運用です。
無理なポジション増加はやってはいけません。
評価益があって余裕がある場合はとくに気をつけてください。評価損がある時はだれでも慎重になるのですが、評価益がある時は調子に乗ってしまいやすく、ついついポジションを取りすぎてしまいます。すると「絶対にロスカットされない」はずの計画に狂いが生まれます。いわゆるバブルの時期にそれが起こりやすくなります。
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